第169回展「こけしII 遠刈田と土湯、中ノ沢」


佐藤秀一(遠刈田系)

阿部金一(土湯系)

岩本芳蔵(中ノ沢系)

東日本大震災から9年が経とうとしています。今回の展覧会は、古来豊かな文化を育んできた東北地方、この美しい地域の復興を祈念して、こけしを取り上げます。
こけしは豊かな森林資源を有する東北地方を代表する木の郷土玩具です。その起源には諸説ありますが、江戸時代に木地師が湯治場のみやげものに作ったのが始まりではないかと言われています。頭と胴のみという簡潔な形状ですが、東北六県に分布する産地毎に伝統的な約束事があり、それぞれ個性的です。
その個性を、産地特有の、師弟間で継承されてきた技法のつながりごとに分けて系統と呼びます。その系統のうち、2008年開催の「こけし」展では、ともに宮城県の鳴子系と弥治郞系をご紹介いたしました。
この「こけしII」では宮城県の遠刈田系と福島県の土湯系、中ノ沢系を昭和10年代作のこけしを中心に取り上げます。それぞれに魅力的な「東北のかわいい子」をぜひご覧ください。
本展ではこけしの他に、こけしの成り立ちにもつながる這子(ほうこ)や御所(ごしょ)人形、芥子(けし)人形を併せて展示いたします。

 

◆会期:2020(令和2)年2月22日(土)~4月4日(土)
◆開館時間:午前9時30分~午後5時30分 ※入館は午後5時まで
◆休館日:毎週日曜日
◆入館料:無料
◆会場:天理ギャラリー(東京天理ビル9階)

 

ちらし

 

【こけし製作実演】入場無料、申し込み不要
土湯系 阿部 国敏 工人
 日時:2020(令和2)年2月22日(土) 午前10時から午後5時
 会場:天理ギャラリー(東京天理ビル9階)
遠刈田系 佐藤 正廣・康広 工人
 日時:2020(令和2)年3月20日(金・祝) 午前10時から午後5時
 会場:天理ギャラリー(東京天理ビル9階)

 

◆ギャラリートーク(展示解説)入場無料、申し込み不要
 日時:2020(令和2)年2月22日(土)、3月20日(金・祝) いずれも午後1時30分から
 担当:幡鎌真理(天理大学附属天理参考館 学芸員)

 

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