第178回展「物部氏の巨大古墳 塚穴山古墳の歩み」


奈良県天理市の市街地には、古墳時代に豪族の物部氏が暮らした集落遺跡である布留遺跡が約2km四方にわたって広がり、更に物部氏累代の首長墓と考えられる杣之内(そまのうち)古墳群が存在しています。
杣之内古墳群には列島最大の前方後方墳である西山古墳や巨石を用いた横穴式石室がある東乗鞍古墳など、数多くの大型古墳が残っています。そのひとつである塚穴山古墳は、古墳時代終末期の大型古墳として墳丘、横穴式石室ともに飛鳥の石舞台古墳に匹敵する規模を誇ります。しかし古い時代に破壊されたために、副葬品など詳しいことは分かっていません。
昭和39年に、天理大学附属天理参考館によって塚穴山古墳の発掘調査が行われました。その記録や出土品を見ると、塚穴山古墳は当時最大規模の古墳として築かれた後、古代から近世に至る長い間、祈りの場や葬地として利用され続けていたことが分かります。
本展では天理大学附属天理参考館の所蔵品から杣之内古墳群と布留遺跡の出土品をよりすぐり、天理市内の古墳出土品を加えて、塚穴山古墳の歩みをたどります。

 


◆会期:2023(令和5)年2月18日(土)~4月1日(土)
◆開館時間:午前9時30分~午後5時30分 ※入館は午後5時まで
◆休館日:毎週日曜日
◆入館料:無料
◆会場:天理ギャラリー(東京都千代田区神田錦町1-9 東京天理ビル9階)

ギャラリートーク(展示解説):2023(令和5)年2月18日(土) 午後1時30分から
 担当:藤原郁代 天理参考館学芸員

チラシ

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