ブログ布留川のほとりから

南蛮屏風とその魅力

2020年11月26日 (木)

創立90周年特別展「大航海時代へ―マルコ・ポーロが開いた世界―」では、天理図書館が所蔵する「南蛮屏風」を展示しています。江戸時代初め頃に制作されたと考えられる魅力的な屏風絵で、今回の特別展の目玉展示の一つとなっています。…



プトレマイオス地理学と世界認識

2020年11月25日 (水)

プトレマイオスはローマ時代にエジプトのアレクサンドリアにいた人物です。天文学者、数学者、地理学者でいわば天才の博物学者です。彼は地球が球体であることをすでに認識していて、しかも地球を平面に描写する図法まで考え出していまし…



東方見聞録とその影響

2020年11月20日 (金)

ヴェネツィアのマルコ・ポーロは父親らに連れられ東方に旅し、17年間ほど元王朝の皇帝フビライに仕えます。東洋から帰国したマルコはジェノヴァとの戦争に身を投じ、捕虜となります。そこで同じく捕虜であった物語作家ルスティケッロと…



マジョリカ陶器とその使い方

2020年11月19日 (木)

ルネサンスのやきものを代表するのが、イタリアで作られたマジョリカ陶器です。実はこれはイスラーム陶器の技術を継承し、その影響を強く受けて発展したものです。イスラームから多くを学んだルネサンスを物語っていると言えましょう。そ…



モンゴル帝国の駅伝制「ジャムチ」

2020年11月12日 (木)

中国やオリエントをはじめとする広域を支配した諸王朝では、中央集権国家が広大な版図を効率よく統治する手段として駅伝制(えきでんせい)と呼ばれる交通・通信の仕組みが利用されてきました。駅伝制とは、一定の距離ごとに駅(站)と呼…



シルクロードと中国の玉文化

2020年11月05日 (木)

中国の甘粛省敦煌(とんこう)市の近傍に、玉門関(ぎょくもんかん)という関所遺跡が遺されています。玉門関は万里の長城の西端に位置する重要な関所で、シルクロードの防衛上の要所として前漢の武帝の時代に建設されました。その後も中…



ワークショップ再開しました!

2020年10月28日 (水)

ワークショップ「バリガムラン体験講座」および「クラシックギター講座 “ギターで世界の音楽を奏でよう!”」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3月から開催をストップしておりました。   それまでバリガムラ…



八曲長杯とその伝播

2020年10月27日 (火)

縁が八個に曲がって花びらのような形になっている細長い杯を、八曲長杯(はっきょくちょうはい)と言います。銀製で、時に細かい文様や鍍金が施されたりしています。ペルシアとその周辺地域でゾロアスター教を信じていた人々が作ったサー…



瀬戸内海西海航路図屏風とその展示期間

2020年10月21日 (水)

創立90周年特別展「大航海時代へ―マルコ・ポーロが開いた世界―」開催に向けての資料調査の課程で、天理図書館にある屏風が90年も所在不明とされていたものであることが判明しました。このことはすでに報道され、ご存知の方も多いか…



いよいよ連続講座「発見!世界の考古学」が始まります!

2020年10月07日 (水)

当館では2016(平成28)年から毎年、文化庁から支援を受け、様々な事業を展開しています。今年度も、去る9月13日(日)に天理駅前広場コフフン南団体待合所で開催したワークショップ「古代の首飾りを作ろう!」を皮切りに、どな…



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