ブログ布留川のほとりから

「はにわ再現」作品展開展!

2016年12月13日 (火)

平成28年度文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業「山の辺の道の歴史遺産を学ぶ」ワークショップ、「はにわ再現―陶芸家と埴輪作り―」にて完成した「はにわ」の作品展を、明日12月14日(水)より1月9日(月・祝)まで開催いたします(休館日を除く)。

この埴輪作りは、奈良芸術短期大学陶芸コースのご協力をいただき、古代の製法に沿って行いました。実際に出土した本物の埴輪の写真から作品となるものを参加者自身が選び、ろくろを使いながら素手で埴輪を作りました。作品は奈良芸術短期大学にて約8時間もかけて野焼きをし、完成品はまさに、「はにわ再現」となりました。

作品展は当館1階エントランスホールの「山の辺スペース」にて。作品展見学は無料です。ワークショップにご参加くださった作者の皆様、ご家族やご友人、来る「2017年新春展」にご来館くださる方々、そしてこのブログをお読みいただいている方々、ぜひ味わいある手作りの埴輪をご覧いただきたいと思います。

一作品、「はにわ再現」の例外として、本事業による2月刊行予定の天理市内小学校配布図書『天理の古墳文化を学ぶ』のキャラクター、「ふるん」ちゃん(設定:前方後円墳に住んでいる妖精)が並んでいます。当館職員Wによる力作ですが、「ふるん」ちゃんはこの図書に登場しますので、図書ができあがりましたらブログでも紹介したいと思っています。

なお、「山の辺スペース」では、12月より「山の辺の道クイズ後半戦」も実施しています。前半戦よりクイズの難易度を上げておりますので、多数のチャレンジをお待ちしております。

総務部 N 

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