ブログ布留川のほとりから

博物館実習

2021年09月17日 (金)

当館は大学附属施設として、天理大学で学ぶ学生に加えて、他大学からも博物館実習生を受け入れています。
博物館で働く専門職員を「学芸員」といい、資料の収集、調査、展示業務を行います。学芸員は法律で定められた資格で、大学や通信教育で必要な単位を取得した後、博物館で一定期間実務を経験しなければなりません。
それが博物館実習です。先生が、教員資格を得るために学校で教育実習をするのと同じです。
今年度は、本学文学部学生15名と、他の4大学6名が、それぞれの期間に学芸員の指導の下実習を行いました。実習生全員の意欲が高く、熱心に各作業に取り組んでいました。

 

写真は、新収資料の整理作業と、展示撤収に伴う運搬をしているところです。博物館の舞台裏を見て、学芸員の多様な仕事を体験することで、若い彼らの今後の進路に役立つことと思います。

博物館実習中の天理大学生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本民俗室 H 

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