ブログ布留川のほとりから

「平成」最後の雛祭

2019年02月22日 (金)

もうまもなく「平成」最後の雛祭ですね。そこで今年は「天保」と「昭和」のお雛さまを展示いたしました。

 

「天保」は江戸時代の1831年から1845年まで、徳川将軍は11代家斉と12代家慶です。お伊勢参りが流行し、天保の飢饉があり、大塩平八郎の乱が起こるなど、激動の時代でした。
「昭和」は1926年から1989年まで、20世紀日本の大半を占めます。太平洋戦争、高度経済成長、東京オリンピックと大阪万国博覧会の開催など、こちらも波乱に富んだ時代でした。

 

時代ごとに美人像も移り変わり、お雛さまにも投影されます。江戸時代と昭和時代、どちらのお顔がお好みでしょうか。時代を彩る雛人形をどうぞご覧ください。

 

◆学芸員によるスポット展示「雛人形」の列品解説◆
2月24日(日)、26日(火)、3月10日(日) 午後1時30分より
3月2日(土) 午後2時30分より

 

日本民俗室 H 

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