ブログ布留川のほとりから

駅前出前博物館第5回を開催しました!

2018年12月17日 (月)

12月9日(日)、天理駅前広場コフフン南団体待合所で、平成30年度 文化庁 地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業「大和・天理の歴史文化をめぐる」プロジェクトのひとつ、駅前出前博物館を開催しました。

 

まず「古代の祈り」という題で、学芸員が縄文時代の土偶や古墳時代の埴輪について解説しました。その後、「はにわと土の人形を作ってみよう!」というワークショップで、全国各地で出土した土偶と人物埴輪を印刷した資料を見ながら、焼成しなくても硬化する粘土を使って、土偶や人物埴輪を作っていただきました。

粘土の継ぎ目が外れないように、埴輪に用いられている方法を使ったり、土偶の特徴をきちんと再現したり、10㎝程度の作品ではありましたが、みなさん上手に仕上げておられました。なかには雪だるまやサンタクロース作りにはげむ方もおられて、楽しい集まりになりました。

 

今年度の駅前出前博物館はこれで終了です。ご参加下さった皆様に感謝いたします。
同支援事業では、1月11日には連続講座「上ツ道の成立を巡って」を開催いたします。天理参考館の展示も御覧いただけますので、どうぞお越し下さい。

考古美術室 HとF 

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