ブログ布留川のほとりから

9月29日開催!丹羽ふとん店 四代目 丹羽正行氏による綿打ち

2018年09月27日 (木)

1日で製作できるふとんの枚数は3〜4枚。注文をしてから3年は待たなければ手に入らない丹羽ふとん店のふとん。それでも待ち望むふとんって、どんな感触のふとんなのでしょうか。一度でいいので、そのふとんの中にもぐり込んでみたいです。あるいは、仰向けになった体にそっと上からかけてもらったほうがいいのでしょうか。

 

9月29日(土)午後1時30分より、綿打ちからふとんづくりまで150年、伝統ある名古屋の丹羽ふとん店の四代目、丹羽正行氏を当館にお招きし、「現代の匠による綿打ち実演と綿のお話―綿に親しむ」を開催します。
現代のふとんは機械製造による製品がほとんどで、特に人の手で綿打ちをするところは丹羽ふとん店ぐらいではないでしょうか、という話を天理大学の先生から聞いたことがあります。私が子どもの頃、母がふとんを解体して綿を入れ直していたという記憶がありましたので(昭和ですが)、数少ない職人さんの存在に驚いてしまいました。よく考えてみれば、洋服にしても、機械化による大量生産の時代から、今や外国製品が当たり前となり、より良いものや自分に合ったものを求めると、ブランドにこだわるか、オーダーメイドやハンドメイドとなってしまいます。ネットでの取り寄せも簡単にできる時代です。

 

オーダーメイドのふとんを1枚ずつ、全て手でつくられる丹羽正行氏の匠の技を、ぜひ間近で見ていただきたいと思います。150年前から現在まで愛されるふとんとは、どんなおふとんなのでしょうか。いっしょに触れてみませんか。

総務部 N 

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