ブログ布留川のほとりから

駅前出前博物館 第1回を開催しました!

2018年09月03日 (月)

8月12日(日)、天理駅前広場コフフンの南団体待合所で、平成30年度 文化庁 地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業 「ヤマト・天理の歴史文化をめぐる」プロジェクトのなかの「駅前出前博物館」第1回プログラム、ミニトーク「バーチャル山の辺の道ガイド」と、ワークショップ「たぬきの糸車と糸つむぎ」を開催しました。

 

ミニトークでは天理市のボランティアガイドさん4名が、自ら復元された古代衣装に身を包み、天理市観光PRビデオの映像に合わせて、山の辺の道ぞいに点在する歴史遺産について詳しく説明をしてくださいました。

 

ワークショップは、H.A.M.A.木綿庵(天理市乙木町)主宰の梅田正之・晴両氏と、当館のコラボによる綿繰り・綿打ち・糸紡ぎを体験して頂き、綿というものに親しんで頂こうというイベントとしました。

 

梅田氏が畑で収穫した綿を用いて、綿繰り機、綿弓、糸車・スピンドルを参加者の方々に実際に触ってもらい、作業を体験して頂きました。特にお渡ししたスピンドル(糸紡ぎ車)による糸紡ぎの作業には参加者の皆さんは、時間をかけてじっくりと取り組まれておられました。

 

みなさま大変お疲れ様でした。今回をきっかけにして、これからも長く続けて糸紡ぎに励まれることを願っています。

日本民俗室 N、考古美術室 F 

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