トークサンコーカン

第256回 トークサンコーカン

シリーズ『創設者・中山正善の足跡』①「創設者とオリエント学」



本年は、当館創設者・中山正善氏の没後50年の節目の年に当ります。創設者の生前の功績を偲び、その足跡を改めて振り返るシリーズ講演を2回にわたり開催します。

 

ミイラ形彩画木棺

日時/2017(平成29)年10月21日(土) 午後1時30分から
場所/当館 研修室
講師/巽 善信 当館学芸員

 

内容:創設者は日本オリエント学会の設立準備メンバーで、同学会の常務理事も務めました。オリエント学との関わりは深いと言えます。最も遠い地域の最も古い文明を学ぶ意義は何だったのでしょうか。古代エジプトのように死者を「身体ぐるみ昔の儘(まま)にして置くという様な考え方が、我々の東洋と申しますか極東にどういう影響をして居るか」という創設者の問題意識には、日本人の本質的理解につながる重要な意味があります。

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