9月2日・9月9日・10月7日・10月21日・11月11日・11月18日・12月9日・12月16日・1月20日・1月27日・2月3日・2月17日・3月3日・3月17日
★第1回★2024年4月8日(月) 梅谷 昭範 学芸員
【トーク1】北の大地が育む手技-アイヌ-
【トーク2】アイヌ資料にみる伝統文化と精神世界
アイヌの伝統文化には「カムイ」という独自の概念があります。カムイは神々と言い換えられる場合がありますが、一般的な「神様」とは少し意味合いが違います。今回は様々な展示資料を通じて、アイヌの精神世界について紹介します。
★第2回★2024年4月22日(月) 荒田 恵 学芸員
【トーク1】ペルー独立確立200周年 2024 第95回企画展「器にみるアンデス世界―ペルー南部地域編―」
【トーク2】パラカス文化とナスカ文化の土器
色彩豊かなミイラ包みが大量に発見されているパラカス文化と、地上絵で世界的に有名なナスカ文化では、ともに色彩豊かな土器がつくられました。第95回企画展のギャラリートーク初回は、これら2つの文化の土器について解説します。
★第3回★2024年5月13日(月) 早坂 文吉 学芸員
【トーク1】祖霊と共に生きる―台湾の先住民―
【トーク2】台湾先住民パイワンの「三種の神器」
台湾南部に暮らすパイワンの首長家には日本の「三種の神器」を連想させる家宝が存在しました。青銅の剣、土壺、トンボ玉の3つです。資料の紹介とともに、なぜこれらが神器とみなされたのか、その理由をお話しします。
★第4回★2024年5月20日(月) 荒田 恵 学芸員
【トーク1】ペルー独立確立200周年 2024 第95回企画展「器にみるアンデス世界―ペルー南部地域編―」
【トーク2】ティワナク文化とインカ帝国の儀礼
第95回企画展のギャラリートーク第2回は、ティティカカ湖南東の遺跡を中心に広い地域に影響を及ぼした宗教国家のティワナクと、ペルーのクスコに都を置いて大帝国となったインカ帝国の儀礼について、共通して用いられた酒杯ケロについて解説しながらお話しします。
★第5回★2024年6月3日(月) 荒田 恵 学芸員
【トーク1】ペルー独立確立200周年 2024 第95回企画展「器にみるアンデス世界―ペルー南部地域編―」
【トーク2】ペルー南海岸の贋作づくり
1860年代に古代アンデスの考古資料の価値が評価されたことにより、ペルーにおける贋作づくりが始まり、1950年代にその技術が飛躍的に向上します。企画展最後のギャラリートークでは、ナスカ土器の贋作を中心に、その楽しみ方をお伝えしたいと思います。
★第6回★2024年6月17日(月) 江 介也 学芸員
【トーク1】漢代の陶製明器
【トーク2】漢代のひとがた
古代中国では、お墓に様々な副葬専用の非実用品「明器」「俑」が納められました。漢時代は特にその副葬が盛んだった時代です。今回はひとがたの「俑」に着目し、その豊かな造形からいったい何が分かるのかお話しします。
★第7回★2024年7月8日(月) 幡鎌 真理 学芸員
【トーク1】日本・民家ステージ その1
【トーク2】夏の室礼
日本は四季に恵まれ、古来それぞれの季節を楽しんできました。“室礼”とは、季節や行事に合わせて室内を整え飾ることをいいます。衣服の衣替えと同じように、住空間も6月1日から9月30日まで夏仕様になります。夏の室礼を紹介するとともに、「夏こそ大掃除!?」七夕に関係するそのワケを解説いたします。
★第8回★2024年7月22日(月) 藤原 郁代 学芸員
【トーク1】第96回企画展「布留遺跡の歴史―物部氏より前から後まで―」
【トーク2】布留遺跡の木製刀装具
布留遺跡から出土した古墳時代の木製刀装具には、把頭の種類、装飾技法、実用品か祭具か、どこで作ったのか、出土点数など、検討すべき事柄が沢山あります。これらの事柄を読み解きながら、布留で暮らした古代豪族物部氏の生産活動や祭祀についてお話します。
★第9回★2024年9月2日(月) 藤原 郁代 学芸員
【トーク1】第96回企画展「布留遺跡の歴史―物部氏より前から後まで―」
【トーク2】布留遺跡の木製刀装具
布留遺跡から出土した古墳時代の木製刀装具には、把頭の種類、装飾技法、実用品か祭具か、どこで作ったのか、出土点数など、検討すべき事柄が沢山あります。これらの事柄を読み解きながら、布留で暮らした古代豪族物部氏の生産活動や祭祀についてお話します。
★第10回★2024年9月9日(月) 乾 誠二 学芸員
【トーク1】くらしの中の交通
【トーク2】錦絵にみる交通の変遷
錦絵は江戸時代中期に始まった浮世絵の一種で、多色刷りによるきらびやかな木版画です。江戸時代から明治にかけて、人々の移動方法がどのように変わっていったのか、錦絵をのぞいてみます。