トークサンコーカン

第213回 トークサンコーカン

シルクロードのガラス ―ササン朝ペルシアからイスラーム時代―



日時/2012(平成24)年2月25日(土) 午後1時30分から
場所/当館 研修室
講師/巽 善信 当館学芸員

内容は
 吹きガラス技法を考案したオリエントでは、ガラス器は一般庶民が使う日用品となりました。粗雑品を大量生産する一方で付加価値の高い高級品を生み出すという、二極分化が進みます。高級品は東方に運ばれると、一部の上流階級しか持てない高価な奢侈品となりました。
 ササン朝からイスラームにかけての時期での、ガラスの高級化に焦点を当てて、シルクロードを通した交易の一端を見てみようと思います。

 

切子文ガラス長頸瓶 イラン 8-10世紀

切子文ガラス長頸瓶 イラン 8-10世紀

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