ワークショップ

古代豪族・物部氏の奥津城を訪ねて―杣之内古墳群と石上神宮―


今回は、天理市杣之内町を中心に築かれた杣之内古墳群と天理市布留町に鎮座する石上神宮を散策します。
杣之内古墳群は布留遺跡の南に位置し、前方後円墳8基、前方後方墳1基のほか、多数の円墳・方墳で構成されます。前方後方墳としては日本最大の西山古墳(前期)をはじめ、巨大な石を使って石室を作った塚穴山古墳・峯塚古墳(終末期)などを見学します。
また、最古の神社ともいわれる石上神宮は古代豪族・物部氏が古くからその祭祀を司っており、その物部氏が残した遺跡が布留遺跡です。ヤマト王権のもと、石上神宮の祭祀とともに武門の統領として、布留の地に蟠踞した物部氏の奥津城として築かれたのが杣之内古墳群であると考えられます。
これら当館周辺の遺跡を学芸員の解説を交えながら巡ります。奮ってご参加ください。

 

【申込みを締め切りました】

○実施日/2016(平成28)年2月19日(金) 午後1時から4時30分(予定)
○募集人員/30名(男女・年齢不問 一緒に歩ける方)
○資料代/100円(保険代を含みます)
○集合・解散/天理参考館
○持ち物/水筒・雨具・軍手・タオルなど
○担当/考古美術室

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