ブログ布留川のほとりから

ブレーキシューを取り付けました!

2023年05月31日 (水)

開催中の第92回企画展「近鉄電車展Ⅱ-大和ゆかりの路線100年-」もいよいよ大詰め!

参考館に入ってまず目を引くのは鉄道車輌の実物大モニュメント!これをバックに記念撮影をする来館者が日々増えています。このモニュメントの詳細については過去のブログをご覧ください。

さて、一層リアル感を出すために“ブレーキシュー”を取り付けました!この鉄道車輌はガソリンエンジンを動力とする“ガソリンカー”で、古くから自動車のブレーキとして使われている堅牢なドラムブレーキが使用されていました。車輪の後方より三日月形の部品、“ブレーキシュー”を押し当てることで回転を抑制します。

車体の下をのぞいて「ブレーキシューがない」と不自然さに気づいた方もいらっしゃったのでは?

会期最終日の6月5日(月)13時15分から、ガソリンカーについて担当学芸員によるマンデー・トーク(展示解説)を行います。是非この機会に、実物大の車輌模型を体感してみてはいかがでしょうか。

エントランスホールで存在感を放つ車輌模型(実は紙と木でできています)


フォード社製エンジン模型を取り付け中
(モニュメントを製作した当館協力員の加田さん)


ブレーキシューがわかりますか?


車輪右側に接している三日月形のこの部品です

 

第92回企画展ブログ17】

日本民俗室 H 

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