ブログ布留川のほとりから

5月5日にワークショップ「バスケットを編んでみよう!」を開催します

2018年04月27日 (金)

4月28日(土)は当館の創立記念日です。創設された年は1930年(昭和5)にさかのぼりますので、今年で88周年、人間に例えますと米寿に当ります。創立記念日は毎年休館日とさせていただいておりますが、翌日の昭和の日から5月6日(日)までの大型連休期間中は5月1日(火)を除いて、毎日開館しております。

 

さて、その終盤に当たる5月5日(土・祝)には、第81回企画展「大自然への敬意 ―北米先住民の伝統文化―」の関連イベントとして、ワークショップ「バスケットを編んでみよう!」を開催します。今回の企画展では合計21点の編みかごを出品していますが、いずれも個性的で、高い技術力が備わった作品ばかりです。中でも、カナダの北西海岸部に暮らす先住民トリンギットが作製した「調理用編みかご」は異彩を放っています。編みかごに水と食材を入れ、そこに焼き石を投入することによって煮炊きをします。水を漏らさないほど細密に編まれているということも驚異的ですが、その特徴を応用して調理まで行うとは、発想力に脱帽します。

 

ワークショップでは流石にここまで手の込んだものは作れないものの、扱いやすい素材と、簡単な技法で、実用的なバスケットを作ってみようと思います。もちろん完成した作品はお持ち帰りいただけます。募集人数にまだ余裕がありますので、興味を持たれた方はぜひお申し込みの上、ご参加ください。ご来場をお待ちしております。

 

 

【第81回企画展ブログ5】

海外民族室 U 

ページの先頭へ