ブログ布留川のほとりから

綿に親しむワークショップ全4回シリーズの1~2回を開催しました

2019年05月15日 (水)

令和と改まった5月6日(月・振替休日)と5月11日(土)に、昨年に続いて「H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)」庵主である梅田正之さんを講師にお迎えし、ワークショップ「綿に親しむ ―木綿の糸と布をつくりましょう―」を開催しました。今年は参加者の皆さんに初歩的な糸を紡ぐ“わざ”をじっくりと習得して頂くことにも留意して、全4回の連続講座としてみました。

 

5月6日はその第1回目として綿繰りから、綿打ち、そしてスピンドル(紡錘:つむ)による糸紡ぎまでを体験して頂きました。
続く第2回目11日はスピンドルによる糸紡ぎをしっかりと身につけて頂くことに時間を割き、あわせて、糸と糸を結ぶ「機結び」や、打ち綿から「ジンキ(綿筒)」を作る体験もして頂きました。
ご参加の皆さんは、綿繰り・綿打ち・さらに糸紡ぎと、時間も忘れて熱心に集中して取り組んでおられました。

 

あと2回(6月1日と15日共に土曜日)は、紡いだ糸で簡単な「段ボール織り機」を使って、織り作業に挑戦して頂き、最終的には綿布の「コースター」を仕上げるまで頑張って頂くことになっています。
手で紡いだ糸から小さいながらも一つの木綿の布を織り上げるまでの一連の作業を通して、糸と布をつくる楽しみに触れて頂けたかと思います。
まだ、ご参加頂ける方(中学生以上とさせて頂いております)を引き続き募集しております。
ご遠慮なく当館までお電話(0743-63-8414)下さい。多数のご参加をお待ちしております。

日本民俗室 N 

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