ブログ布留川のほとりから

ワークショップ「綿に親しむ」を開催しました

2018年06月15日 (金)

先月、5月12日(土)に当館研修室において、ワークショップ「綿に親しむ―綿くりと糸つむぎをしてみましょう―」を催行しました。
今回も「H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)」庵主梅田正之さん(天理市)の全面的なご協力のもと、付き添いの方を含めて21名の方々に参加頂きました。
最初に、梅田さんから綿の歴史・種類・栽培方法や、綿打ち作業・糸紡ぎに用いる「じんき」の作り方を動画で解説して頂き、続いて、綿繰り機(わたくりき)と、糸車、スピンドル(紡錘車:ぼうすいしゃ)を用いて、綿繰りと糸紡ぎを梅田さんに実演して頂きました。

その後、参加者に、綿繰り・綿打ち・糸紡ぎの作業を順番にじっくりと体験して頂きました。
参加された方々は、ほとんど、実綿などに触れられたのは初めてのようで、大変興味深げにそれぞれの作業に取り組んでおられました。 皆様まことにありがとうございました。
また、先月初めの5月3日(日)、木綿庵さんの綿畑にまかれた綿は最初の発芽が3日後だったそうで、その後も順調に育っています。
播種から約1ヶ月後の6月4日(月)と6月14日(木)の畑の綿の成長の様子をご覧下さい。

今年の天候はどうでしょう。無事大きく育つことをお祈りしたいと思います。

日本民俗室 N 

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