天理参考館
TENRI SANKOKAN MUSEUM

参考館セレクション

世界の生活文化振り鼓“ダーマル”(ふりつづみ“ダーマル”)

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地域:中国 チベット地方 民族集団名:チベット
20世紀前半
鼓銅=人の頭蓋骨造り 鼓膜=人の皮膚張り
長径16.5cm(鼓面)
資料番号:12080

展示中 1-0

チベット仏教僧の持ち物で霊物とされる振り鼓です。人々の願いに応じて家畜や穀物の豊穣を祈願する呪術儀礼や病気直しの祈祷に際し、仏僧はこれを片手にうち振りながら、守護神を自身の体に降臨させるのです。そして、憑依状態に陥ると同時に、凄惨な踊りを繰り広げ、自信の守護神と一体化させるための振る舞いを行います。
振り鼓は汚れを知らない若い男女の頭蓋骨を組み合わせて作らなければならないと伝えられています。霊物視されるゆえんがこんな所にも存在します。