特別展・企画展

スポット展示 「雛人形」


雛人形 岐阜県 昭和50年(1975) 全高(男雛):24.0cm

雛人形 岐阜県 昭和50年(1975) 全高(男雛):24.0cm

雛祭りは「桃の節供」とも呼ばれ、春の訪れを告げる華やかな行事です。3月初めの巳の日に、自分の穢(けが)れを人形に移して水辺に流す祓(はら)いの行事は古代からおこなわれていましたが、現在のように女の子のお祭として3月3日に人形を飾るようになったのは江戸時代からです。以来、立雛から様々な様式の雛人形が作り出されました。何度もモデルチェンジを繰り返して、現代、平成の雛人形へとつながっていきます。
この雛人形は昭和50年に製作されました。華やかな装束に、しもぶくれのふっくらとしたお顔が当時の主流です。また、昭和40年代から簡便さが人気を得て、ケース入りの雛人形が増えていくようになります。

 

◆会期:2016(平成28)年2月10日(水)~4月11日(月)
◆会場:2階展示室 むかしの道具エリア 日本民家ステージ内

 

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