特別展・企画展

スポット展示 「五月人形飾り(ごがつにんぎょうかざり)」


 展示する五月人形飾りは京都製です。屏風、提灯に家紋が入っています。元々は家紋入りの幕を部屋に引きまわして飾られていました。その家を継ぐ男子出生をお祝いして初節句に調進され、毎年端午の節句に飾って健やかな成長を願います。
 最上段中心に座す武将は荒々しさを感じさせず、端正なたたずまいです。これは関西の五月人形の特徴で、関東では反対に鍾馗や金太郎など勇壮な人物に人気があります。左手に控える老人と右手の旗持ちで計三人という配置が典型的なパターンです。さらに関西では特に武将を特定せず、「大将さん」と親しみを込めて呼びます。
 近年は人形飾りよりも鎧兜飾りが主流となっていますが、段の前に並べた台人形は誰かおわかりでしょうか?黒塗りの台にのせて飾る人形は親類や知人が初節句を祝って贈るもので、雛飾りで言うところの市松人形や羽子板と同じです。虎と武将、僧兵と五条の橋がヒントです。どうぞ実際に展示をご覧ください。

 ◆会期:2009(平成21)年4月15日(水) ~5月11日(月)
 ◆会場:2階展示室 むかしの道具エリア 日本民家ステージ内

 

 

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