トークサンコーカン

第246回 トークサンコーカン

『ササン朝ペルシアの帝王が狩猟する訳―獅子・豹・猪―』



日時/2016(平成28)年6月25日(土) 午後1時30分から
場所/当館 研修室
講師/巽 善信 当館学芸員

 

鍍金帝王狩猟文銀皿 ポストササン朝(7世紀頃)

鍍金帝王狩猟文銀皿 ポストササン朝(7世紀頃)

内容:ササン朝ペルシアの帝王は好んで狩猟していました。振り向きざまに矢を射る、いわゆるパルティアンショットも図像に積極的に取り入れたのはササン朝です。それが東方に伝わり正倉院宝物などに見られることはよく知られています。
さて帝王はなぜ狩猟したのでしょうか?単に趣味でしたとは思えません。常に誰かに見られることを意識して、レリーフや銀器にたくさん描いているのです。獲物である獅子などにも意味がありました。その訳を一緒に考えましょう。

ページの先頭へ