トークサンコーカン

第184回 トークサンコーカン

「東地中海の遺跡をめぐる」シリーズ3(全3回) 『パレスチナにおける日本調査隊の軌跡』



日時/2008(平成20)年6月21日(土) 午後1時30分から
場所/当館 研修室
講師/日野 宏 当館学芸員

内容は
 エジプトとメソポタミアに挟まれた要衝の地パレスチナでは、古くからこの地を巡る多くの争いがありました。2006年、イスラエルのテル・レヘシュ遺跡で日本隊によるはじめての調査が始りました。レヘシュはエジプト18王朝トトメス3世の遠征リストにでてくるアナハラトで、エジプトによって征服された町ではなかったかと推測されています。
 今回は、このレヘシュをはじめとして、これまでパレスチナの地で日本調査隊によって調査されたテル・ゼロール遺跡やエン・ゲヴ遺跡について紹介したいと思います。

 

エン・ゲヴ遺跡の二重の城壁とその間に堆積した焼土層 鉄器時代

エン・ゲヴ遺跡の二重の城壁とその間に堆積した焼土層 鉄器時代

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