トークサンコーカン

第143回 トークサンコーカン

旅路の文化誌シリーズ(4) 『民族の移動と交流-台湾・蘭嶼島への旅路-』



日時/2004(平成16)年7月24日(土) 午後1時30分から
場所/当館 研修室
講師/杉野 友香 当館学芸員

内容は
 蘭嶼島は台湾とフィリピンの間に位置する周囲40kmほどの小さな島です。行政的には台湾に属していますが、この島に暮らす先住民タオ(達悟族)の人々は、台湾本島の先住民よりも、むしろバタン諸島やバブヤン諸島といった、フィリピン北部の島々に暮らす先住民の人々と、文化的に深いつながりがあると言われています。この二つの地域の移動や交流の足跡を、蘭嶼島に伝わる伝承や資料を通して見てゆきます。

 

漁舟“タタラ” 全長396cm 最大幅76cm

漁舟“タタラ” 全長396cm 最大幅76cm

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