ブログ布留川のほとりから

「長月講座」 第3回「中国の商店看板と郷土玩具」

2016年09月26日 (月)

イスラム教徒用食堂の看板 1940年 北京にて収集

イスラム教徒用食堂の看板 1940年 北京にて収集

当館では9月9日(金)、16日(金)に、「長月講座」“常設展示「世界の生活文化」コーナーを深く知ろう”の第1回、第2回の講座を開催しました。

 

第3回は9月30日(金)の午後1時30分より、1時間程度実施します。今回は、戦前に中国大陸で収集された資料の中から、「商店看板」と「郷土玩具」についてお話します。「中国の商店看板と郷土玩具」についての講演に引き続き、常設展示室(中国・台湾コーナー)の解説を行います。

 

「商店看板」は、主に北京で使用されていたものです。現在は「商店名」や「商品名」が描かれた看板がほとんどです。しかし今回紹介する古い中国の看板は、それらとはひと味もふた味も違ったユニークな形をしています。また、「郷土玩具」は、土・木・竹・木の実など天然の材料で作られ、素朴で味わいのあるものが多いです。見た目が愛らしいだけでなく、思わぬ音が出たり、まるで生きているかのように動く仕掛けを施した玩具もあります。「商店看板」「郷土玩具」のいずれも、当館を代表するコレクションです。

 

近年の研究成果を紹介するなど、新しい情報もお伝えしますので、これまで何度も足を運んで下さった方にも楽しんで頂けると思います。

 

平日金曜日ではありますが、皆様のお越しをお待ちしています。

海外民族室 N 

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