特別展・企画展

第70回企画展 「青銅のまつり」

右:流水文銅鐸 (伝)徳島県吉野川沿岸出土 高さ42.0cm,左:袈裟襷文銅鐸 (推定)滋賀県野洲市小篠原大岩山出土 高さ64.8cm

 古代日本には、大陸や朝鮮半島からさまざまな物資や技術が伝えられました。特に稲作はそれまでの人々の生活を一変させ、永(なが)く日本文化の基礎となりました。弥生時代の前期には、青銅器と鉄器がほぼ同時に伝わり、まもなく国内で…




第69回企画展 埼玉県鶴ヶ島市寄贈記念「精霊との出会い-インドネシア、パプア...

儀礼用精霊仮面“ジパエ” インドネシア、パプア州アスマット地方 高さ159.2cm

 2009年、当館は埼玉県鶴ヶ島市より、同市が所蔵していた今泉隆平コレクション「オセアニア民族造形美術品」のうち、465点の資料を受贈致しました。受贈した資料の多くはインドネシア、パプア州(西部ニューギニア)とパプアニュ…




スポット展示 「五月人形飾り」

1922(大正11)年 京都 人形 全高42.0cm

 「端午の節句」は、病気や災厄を除く行事として始まりました。薬効の強い菖蒲を飾るなど延命を祈願する日でもあります。元々は五月初めの午の日でしたが、次第に五月五日に定着していきます。優雅な平安時代でも、この日は競馬(くらべ…




第68回企画展 「古代東アジアの漆芸」

鳥紋木胎矩形盒

 漆は東洋にしか無く、古代から使用されています。我が国では縄文時代早期(約9,000年前)には利用され、土器の表面に塗ったり、編み物に塗っていました。また、中国でも新石器時代(約7,000年前)にはかなり高度な技術で漆器…




2013年新春展 「古代日本の鏡」

 今の鏡は暮らしになくてはならない生活必需品ですが、現代のようなガラス製の鏡は日本では明治時代以降に作られるようになったものであり、江戸時代までの鏡は金属製でした。さらに歴史をさかのぼると、鏡は姿見に使う生活用品ではなく…




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