特別展・企画展

第59回企画展 「20世紀ブラジル ―アマゾン先住民の暮らしと日系人の歩み―...

祭儀舞踏用カツラザルの面 民族名:カヤポ 20世紀後半 高149.0㎝

 今年は日本人がブラジルへ移住を始めてからちょうど100年目にあたります。日本とブラジル政府は2008年を「日伯交流年」に指定して、数多くの記念イベントが両国で催されています。天理参考館におきましても、モノを通して異文化…




第58回企画展 「幕末明治の銅版画 ―上方(かみがた)のモノトーン風景―」

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 幕末から明治初期にかけて、主に京都・大阪で刷り出された小さな銅版画の色々をご覧いただきます。多くは畿内地方一帯、いわゆる-上方(かみがた)-の名所旧跡を描いた絵葉書ほどの大きさのものです。銅版印刷の得意とする極めて微細…




第57回企画展 「古代ギリシア美術への誘(いざな)い」

赤絵式パテラ イタリア 前340-330年頃 径35.2cm

 どうして太陽は昇って沈み、潮は満ち引きを繰り返すのか。古代ギリシア人は、あらゆる自然現象を不思議なことと捉え、説明をつけることで不安を解消しようとしました。そして高度な神話や哲学にまで高めていきます。さらに、目にみえな…




スポット展示 「五月人形飾り(ごがつにんぎょうかざり)」

 今回は段飾りと台飾りの五月人形を展示しました。それぞれ京都と奈良からご寄贈を受けた資料です。段飾りは大正11年生まれの男児の初節句に製作された五月人形で圧巻です。鎧下の直垂(ひたたれ)姿の応神天皇(おうじんてんのう)と…




スポット展示 「東地中海の古代遺跡写真展」(学術研究振興資金研究成果報告)

 古来より、海は人と人をつなげてきました。古代の人々にとって、広大な大陸を横断するよりも海を渡るほうがはるかに便利だったのです。東地中海域でも海を通した交易や文化交流が活発に行われていました。こうした文化交流の盛んな地域…




新春展 「古代天理の火葬墓たち -杣之内火葬墓と西山火葬墓群-」

杣之内火葬墓の海獣葡萄鏡と木櫃

 文献によれば、わが国の火葬は、文武4(700)年に入唐留学僧の道昭を火葬したことに始まるとされています。その後、大宝3(703)年に持統天皇が天皇では初めて火葬され、以後、文武、元明、元正と歴代の天皇が火葬されています…




スポット展示 「天理大学国際協力活動展」

 2004年12月26日に発生したインド洋大津波が20万人を超す犠牲者と数百万人の被災者を出したことはまだ多くの人の記憶に新しいところであります。しかし、その3ヶ月後の2005年3月28日に同じインド洋の東部で大地震が発…




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